小学校の音楽科の指導を考える

小学校の音楽専科は専門に音楽を学習されていない教員が指導することが多い。また専門的に音楽を学んだ教員も、合唱指導や合奏の指導、吹奏楽や金管の指導に自信が持てない教員も見受けられます。このブログでは音楽科の指導法のノウハウを共有するために書かれます。

新年度を迎えてやるべきこと バンドの新入部員獲得のために

中学校の吹奏楽の場合は新入生を確保することが難しい場合が有りますね。

 

足立区の場合は、学校選択制のため、

部活動をやりたいがために進路を決めることも出来ます。

 

従って吹奏楽をしっかりやりたい児童は

吹奏楽部が「強い」中学校選ぶことが出来る。

 

その中学校の吹奏楽部は自動的に入部希望者が集まり易い訳です。

 

しかし一般な中学校の吹奏楽部では、

4月に部員募集のための取り組みをしなければ部員が集まりません。

 

部員募集の取り組み

・新2・3年生に声を掛けて出身小学校の後輩を勧誘させる。

・ポスターを書いて校内に掲示(学校によってルールが有るので確認してから)

・ミニコンサートを行う。

・体験期間に2、3年生を新入生のクラスへ行かせ声を掛けさせる。

・入部希望者に友達を誘わせる。

 

 

小学校では4年生から参加することが多いです。

 

中学校の様に勧誘活動を行わなくとも比較的入部者は確保出来ます。

 

それは小学校ではクラブ活動が多くないので、

本来運動のクラブに入りたいが該当のクラブが無いなどと選択肢が少ないので、

とりあえず音楽のクラブに入ろうとする児童もいるからですね。

 

ですからその子たちは中学校に進学しても

音楽の部活に入らないことがある訳です。

 

小学校の活動では音楽の楽しみをしっかり味わわせること、

中学校では活動の魅力をしっかりアピールすることが大事なのではないでしょうか?

 

 

余談ですが、東京都の教員採用試験、音楽では、

【小・中 音楽】【中・高 音楽】という採用枠になります。

【小・中】で採用された場合、移動は採用された免許状と教科になります。

 

ですから小学校音楽で採用された方は、是非中学校にも、

中学校で採用された方は小学校も経験されると良いです。

 

小中連携と言われていますが実際のところ経験してみないと分からないことが多いです。

 

複数の校種を経験して最終的に自分のやりたいことを見つけるのが良いと思います。