小学校の音楽科の指導を考える

小学校の音楽専科は専門に音楽を学習されていない教員が指導することが多い。また専門的に音楽を学んだ教員も、合唱指導や合奏の指導、吹奏楽や金管の指導に自信が持てない教員も見受けられます。このブログでは音楽科の指導法のノウハウを共有するために書かれます。

教育基本法って大事だよな

学生時代には教員採用試験のための勉強として、

教育法規等を学んだものですが、当時は

「そんなもの覚えたって役に立たないよ」

などと馬鹿にしていたものです。

 

 

まあ、だから管理人は正規採用になれないのですが・・・

 

しかし、現場ではこんなことが起きるのです。

 

忘れ物を注意したらその児童の親から、

「忘れ物をしてはいけない法律が有るのですか?」

 

・・・

 

社会の常識ですら理解してもらえない親が存在するのですね。

 

 

しかしちゃんと法律で決まっています。

 

 教育基本法です。

これは法であるから義務教育を受ける児童・生徒には守る義務があるし、

その親権者には子どもに守らせなければいけない。

 

(教育の目標)
第二条  教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目標を達成するよう行われるものとする。
 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心を培うとともに、健やかな身体を養うこと。
 
 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。

 

第二条の一に「真理を求める態度」、三に「責任」とあります。

 

教育法規は現場の教員の行動の指針となるもの。

 

しっかりと持ち歩いて児童を指導したいです。